皆さん、日頃何を飲んでいますか!?

暑くなってくると喉が渇きますし、熱中症対策にも水分補給は大切なことです。自動販売機、コンビニが増え、飲み物が手軽に買える時代になりました。スポーツ飲料、100%ジュース、炭酸飲料、珈琲、お茶と豊富にあります。

子供達がペットボトルジュースを片手に遊んでいる姿をみかけます。そんな姿をみると、「1日何本飲んでいるんだろう・・・」と心配になります。そして「ジュースは体に悪いから100%ジュース、スポーツ飲料を飲ませてるの」と買い物をするお母さんの声を聞く事も・・・。

糖分摂取量の目安

世界保健機関(WHO)では、1日当たりの糖分摂取量を小さじ6杯程度(25g)までというガイドラインを公開しています。これは成人の目安ですので、子供であれば、25g未満にすべきでしょう。では清涼飲料水1本にどのくらいの糖分が含まれていると思いますか?

表示がわかりづらいですが、炭水化物の量が糖分の量となります。メーカーで多少ちがいますが、スポーツ飲料では約30g、炭酸飲料では約60gもの糖分が含まれています。1本で1日の摂取上限を超えてしまいます・・・。食事や間食にも糖分は含まれますので、トータルではかなり多くの量を摂取することになります。

ペットボトル症候群

ペットボトル症候群とは、水分補給のために大量の清涼飲料水を繰り返し飲むことで起こる「急性糖尿病」です。1992年に日本糖尿病学会で報告され、正式には「清涼飲料水ケトーシス」と呼ばれます。

糖を多く含む清涼飲料水を大量に飲むことで血糖値が上昇し、そのために喉が渇いてさらに飲むという悪循環を繰り返すことで高血糖となってしまうというものです。また、ソフトドリンクやスポーツドリンクの大量摂取だけでなく、甘み漬けされた果物の缶詰やアイスクリームなどの糖分の多い食品の大量摂食でも発症するそうです。

「美味しい」「飲みやすい」からといってついつい飲み過ぎ、食べ過ぎてしまうことがありますが、水分補給のつもりが知らないうちに糖分の過剰摂取になってしまいます。普段から喉が渇いたら水やお茶ではなく清涼飲料水や炭酸飲料を飲むという人は注意が必要です。また、孫や子どもが喜ぶからといってついつい買ってあげてませんか?

基本はお茶か水で。ジュースは飲み過ぎに注意。

野菜100%ジュースなら体に良さそうなイメージですが、当然、果糖が多く含まれます。この果糖はAGE(終末糖化産物)を生成するスピードがブドウ糖の10倍も早いのです。またジュースになれば液状な為、一気に吸収され血糖値の上がり方も急激になります。100%ジュースなら安心ということにはなりません。

ジュース、清涼飲料水など飲み過ぎないことが糖の過剰摂取を避ける為の第一歩です。AGE(終末糖化産物)をためないためにも、のどが渇いた時は水やお茶での水分補給を心がけましょう。