AGE(終末糖化産物)は高温で長時間調理するほど増えます。

AGEの観点からは、火を通さず生で食べられるものは生で食べることが一番です。しかし、食材の鮮度の問題もありますし、生ものばかり食べるわけにもいきません。そこで、なるべく水を使った調理法を選びましょう。水の沸点は100℃。茹でたり、蒸すなどの調理法は水を使うので沸騰しても基本的には100℃までしか調理温度は上がりません。また、最近では低温蒸し等の調理法も注目されていますので是非、活用してみてください。

AGE(終末糖化産物)を増やさない理想的な調理法は、「生→蒸す・茹でる→煮る→炒める→焼く→揚げる」の順番になります。

素材が美味しくなる「魔法の50℃洗い」

50℃洗いとはその名の通り、50℃のお湯で食材を洗うことです。50℃洗いをすると、水洗いするより汚れがよく落ち、アクや臭みが消え、旨みや甘みが増します。また、肉や魚を50℃洗いすると、酸化物や不要な脂が落ち、ふっくら、さっぱりした味わいになります。

まずは野菜を洗ってみて下さい。生で食べる野菜ほど、「あれ?こんなに美味しかった!?」とその違いにビックリするはずです。冷蔵庫で元気がなくなったレタスなどの葉物野菜も洗うとシャキッと元気になります。ミニトマトは赤い色だけでなく、ヘタまで鮮やかなグリーンになります。

野菜は収穫されると、気孔を閉じて水分蒸発を防ごうとしています。それでも時間の経過と共にしおれてしまいますが、50℃洗いすると、気孔が瞬間的に開いて、水分が補給され野菜がシャキッと元気になります。

基本の洗い方

ボウルに50℃のお湯をためます。50℃ちょうどでなくても±2℃の範囲で洗います。雑菌が繁殖しやすくなるので43℃以下にならないように気をつけましょう。

ミニトマト

3〜5分浸けておくだけです。温度が高すぎると、皮がはじけて剥けてしまいます。少し低めの温度がおすすめです。酸味がぬけ、甘さ、旨みが立ちます。

レタス、キャベツなど

生で食べるキャベツ、レタスなどは、表面についた汚れや虫などもおちるので、とくに50℃洗いがおすすめです。基本的には丸ごとお湯につけて下さい。お湯を切って、冷めてから冷蔵庫に保管してください。

あさり

あさりの砂抜きも50℃洗いで簡単にできます。50℃のお湯に塩をひとつまみいれて、そこにあさりを入れます。口が開いたら、あさりの殻をこすりあわせるように洗います。汚れがひどい場合は、この作業を数回、くり返します。

「50℃洗い」で生野菜をおいしくいただきましょう。

AGE(終末糖化産物)を増やさない食べ方としては、生で食べられるものは、そのまま食べることが一番です。「50℃洗い」することで、野菜は新鮮さを取り戻し、甘みや旨みが増します。素材が美味しくなる「50℃洗い」、是非試してみてください。

50℃洗い(動画)